「回数券と都度払い、どっちがいいの?」堺市北区のママが3ヶ月悩んで出した答え
- 4 日前
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体験レッスンの帰り道、私は自転車を押しながらずっと同じことを考えていました。「回数券と都度払い、どっちにしよう」。
金額を比べれば回数券のほうが安い。それは分かっている。でも、子どもが熱を出したら? 行事が入ったら? 買ったのに通えなかったら、私はきっと自分を責めてしまう——。
これは、堺市北区に住む30代の私が、ピラティスの通い方を決めるまでに悩んで、迷って、途中で選び直した3ヶ月間の記録です。同じところで足を止めている方に、少しでも参考になればうれしいです。
体験レッスンの帰り道、頭の中は電卓でいっぱいだった
その日、私は初めてピラティスの体験レッスンを受けました。
正直に言うと、レッスン中はずっと必死でした。呼吸を意識してと言われても、うまく吸えているのか分からない。お腹に力を入れてと言われても、どこに入れればいいのか分からない。それでも終わったあと、なぜか背筋がすっと伸びているような感じがして、「あ、ちょっといいかも」と思ったんです。
問題はそのあとでした。受付で通い方の説明を受けて、私の頭の中は一気に電卓モードに切り替わりました。
回数券なら1回あたりが安くなる。でも先にまとまったお金が出ていく。都度払いなら1回ずつ払えばいい。でも1回の金額は高い。
自転車を押しながら、頭の中で何度も計算しました。10回券を買って、月に何回通えるだろう。子どもの行事は何月にある。旦那の仕事が忙しいのはいつだったっけ。
「自分に使うお金」を決めるのが、こんなに難しいなんて
不思議だったのは、同じ金額でも子どものものならすぐ決められるのに、自分のことになると途端に手が止まることでした。
子どもの習い事の月謝には迷わないのに、自分のピラティスには何日も悩む。この感覚、分かってくださる方は多いんじゃないでしょうか。
私はその夜、家計簿アプリを開きました。そして、久しぶりに「自分に使ったお金」の欄をちゃんと見たんです。

家計簿アプリを開いて、はじめて気づいたこと
画面をスクロールしながら、私はちょっと固まってしまいました。
3ヶ月分をさかのぼっても、自分のために使ったお金がほとんどない。あるのは、コンビニのコーヒーと、たまに買った雑誌くらい。あとは全部、食費と、子どもの服と、日用品でした。
それを見た瞬間、なんだか胸の奥がぎゅっとなりました。悲しいというのとも違う、うまく言えない感情でした。「私、いつからこうなったんだっけ」って。
娘を産んでから、自分の優先順位を一番下に置くのが当たり前になっていました。それが嫌だったわけじゃありません。むしろ幸せでした。でも、体はどんどん重くなって、抱っこするたびに腰が痛くて、鏡に映る自分の姿勢に驚くことが増えていました。
「続けられる金額」を先に決めた
その夜、私は考え方を変えました。
「どっちが得か」じゃなくて、「毎月いくらまでなら、罪悪感なく自分に使えるか」を先に決めよう。そう思ったんです。
紙に書き出して、無理のない金額を出しました。そして、その予算の中で通える回数を逆算する。順番を逆にしただけなのに、頭の中がすっきりしました。
金額から入るのではなく、続けられるかどうかから入る。これが、私にとっての最初の答えでした。
ママ友3人に聞いてみた、それぞれの選び方
答えが出たようで、まだ迷っていた私は、ピラティスに通っているママ友たちに聞いてみることにしました。
Aさん(30代・パート勤務)は都度払い派でした。「うち、子どもがまだ小さくて熱出すのしょっちゅうやん。回数券買って残ったら絶対イライラするもん」。彼女はそう言って笑いました。予定が読めない時期は、身軽さを選ぶ。すごく納得できる理由でした。
Bさん(30代・フルタイム)は回数券派。「私は逆やわ。先に払ってないと絶対サボるタイプやから」。彼女は自分の性格をよく分かっていました。お金を先に払うことで、自分に「行く理由」を作っている。これも一つの賢さだなと思いました。
Cさん(40代・お子さん中学生)は月謝制。「うちの子はもう手がかからんから、毎週水曜って決めてしまえるねん」。子どもの年齢によって、選べる形が変わる。当たり前のことなのに、聞くまで気づきませんでした。
正解は人の数だけあるのかもしれない
3人の話を聞いて分かったのは、誰にとっても正しい選択肢なんてないということでした。
それぞれが、自分の生活と、自分の性格に合う形を選んでいる。ネットで「回数券がお得」と書いてあっても、それは私の生活を知らない人が書いた一般論なんですよね。
じゃあ私はどうなんだろう。そこでもう一度、自分に向き合うことになりました。

「安いほうを選んだのに続かなかった」あの頃の私
実は私、この選択で失敗した経験があります。
娘が2歳くらいの頃、産後太りが気になって、近所のフィットネスジムに入会しました。月額が安いプランで、いつでも通い放題。「これなら絶対通う」と思って契約しました。
結果は、3ヶ月で7回。それも最初の1ヶ月に5回行って、残り2ヶ月は2回だけ。半年後には完全に足が遠のいて、退会の手続きをするのがまた面倒で、ずるずると2ヶ月分よけいに払いました。
なぜ続かなかったのか。当時は「私って意志が弱いんだ」と思っていました。でも今なら分かります。続かなかった理由は、意志じゃなくて仕組みだったんです。
一人だと、自分の状態が分からない
ジムでは、マシンの前に立っても何をすればいいのか分かりませんでした。見よう見まねで動かして、なんとなく汗をかいて帰る。効いているのかどうかも分からない。
分からないから、楽しくない。楽しくないから、行かなくなる。今思えば、当然の流れでした。
だから今回は、同じ失敗をしたくなかった。安さで選んで続かないくらいなら、多少高くても続けられる形を選ぶ。この気持ちが、最終的な決め手になっていきます。
都度払いで始めた最初の1ヶ月に起きたこと
悩んだ末、私はまず都度払いで1ヶ月試すことにしました。
理由は単純です。自分が本当に月何回通えるのか、実際に測ってみないと分からなかったから。想像で決めて失敗した経験があるぶん、今度は現実のデータで決めたかったんです。
1週目、行きました。2週目も行けました。3週目、娘が発熱。行けませんでした。4週目、無事に行けました。
結果は月3回。想像していた月4回には届かなかったけれど、これが私のリアルな数字でした。そしてもう一つ、大きな発見がありました。
予定が崩れても、罪悪感がなかった
娘が熱を出して行けなかった週、私は驚くほど平気でした。
もし回数券を買っていたら、「今月あと何回消化しなきゃ」と焦っていたと思います。看病しながらスマホで残り回数を確認して、自分を責めていたかもしれない。
都度払いだと、行けなかった週はただ行かなかっただけ。お金も減っていない。この「気持ちの軽さ」は、金額表には出てこない価値だなと感じました。
最初の1ヶ月を都度払いにして本当によかった。これは、迷っている方に自信を持っておすすめできる方法です。

回数券に切り替えた理由は「値段」じゃなかった
2ヶ月目に入って、私は回数券に切り替えました。
きっかけは値段じゃありません。ある日のレッスンで、インストラクターさんに「前回より肩の位置が変わってますね」と言われたことでした。
自分では全然分からなかったんです。でも見てくれている人がいて、変化に気づいてくれた。そのとき、はじめて「続けたい」と思いました。「続けなきゃ」じゃなくて、「続けたい」。この違いは大きかったです。
「続けたい」と思えてから買うのが、いちばん失敗しない
回数券って、続ける意思が固まる前に買うと、ただのプレッシャーになるんですよね。
でも「続けたい」と思ってから買うと、同じ回数券がまったく違う意味を持ちます。私にとってそれは、自分との約束の形になりました。
しかも通う頻度が読めるようになっていたので、有効期限の中で無理なく消化できる枚数を選べました。1ヶ月測ったおかげで、「私は月3回ペースだから、3ヶ月で月券は少し多い」と判断できたんです。
順番を守っただけで、こんなに納得感が違うのかと驚きました。
子どもの予定に振り回される私が見つけた、通い方のコツ
とはいえ、育児中の生活は今も予測不能です。その中で私がたどり着いた工夫を、いくつか書いておきます。
1つ目は、次の予約をその場で取ること。
レッスンが終わった直後に次を押さえてしまう。家に帰ってからだと、絶対に後回しにしてしまうので。
2つ目は、行けない可能性を最初から見込んでおくこと。
月4回通いたいなら、4回分の枠を確保する。1回は流れる前提で組む。これだけで、予定が崩れたときのダメージがぐっと減りました。
3つ目は、通いやすい場所を選ぶこと。
これが実は一番大きかったです。私が通っているのは中百舌鳥駅すぐの場所で、買い物のついでに寄れる距離。片道30分かかる場所だったら、絶対に続いていなかったと思います。
30分という長さが、ちょうどよかった
そしてもう一つ、私にとって大きかったのが1回30分という時間でした。
60分だと「今日はしんどいからやめとこう」となる日があります。でも30分なら、「これくらいなら行けるか」と思える。娘のお迎えまでの時間にも、ちゃんと収まります。
この「行ける気がする」というハードルの低さが、続けられている一番の理由かもしれません。

3ヶ月後、家計と体に起きた小さな変化
3ヶ月が経ちました。
家計のほうは、正直に言うとゼロにはなっていません。ちゃんと出費として存在しています。でも、コンビニでなんとなく買っていたコーヒーやお菓子が減って、思っていたほど苦しくありませんでした。「自分に使う枠」を作ったことで、他の無駄がむしろ整理されたような感覚です。
体のほうは、劇的な変化があったわけではありません。体重は少し落ちた程度。でも、娘を抱っこしたときの腰の感じが、前とちょっと違うんです。
それと、写真に写る自分の姿勢。この前、公園で撮ってもらった写真を見て、「あれ、背筋伸びてる」と思いました。夫にも「なんか姿勢よくなった?」と言われて、内心すごくうれしかったです。
一番変わったのは、たぶん気持ちのほう
でも一番変わったのは、体よりも気持ちだったかもしれません。
週に1回、自分のためだけの30分がある。その時間があるだけで、他の日を頑張れる。母でも妻でもない時間が、こんなに大事だったんだと、通い始めてから気づきました。
料金のことであんなに悩んでいた自分に、今なら言ってあげたいです。「その金額、ちゃんと意味あるものになるよ」って。
同じように迷っている、堺市北区のあなたへ
もし今、体験レッスンの帰り道で電卓を叩いている方がいたら、伝えたいことが3つあります。
まず、いきなり決めなくて大丈夫です。
最初の1ヶ月は都度払いで様子を見る。それだけで、判断の材料が手に入ります。急いで決めることのほうが、ずっとリスクが高いと思います。
次に、「私は月に何回なら本当に行けるか」を数えてみてください。
理想じゃなくて、現実の数字を。その数字が出たら、選ぶべきものは自然に決まります。
そして、金額よりも「続けられるか」で選んでください。
安いプランを選んで3ヶ月でやめてしまったら、そのお金は本当にゼロになります。私は一度それを経験しているので、心から言えます。
迷っている時間そのものが、自分を大事にしようとしている証拠だと思うんです。だからその迷いは、決して無駄じゃありません。

まとめ
回数券と都度払いで迷っていた私が、3ヶ月かけてたどり着いた答えをまとめます。
・最初の1ヶ月は都度払いで、自分が本当に通える回数を測る
・実際の回数が分かってから、無理のない枚数の回数券に切り替える
・回数券は「続けたい」と思えてから買うと、プレッシャーではなく味方になる
・予約は必ずレッスン直後にその場で取る
・行けない日があることを、最初から前提に組み込む
・金額よりも「通いやすさ」と「続けられるか」で選ぶ
家計と相談しながら自分のための時間をつくるのは、簡単なことじゃありません。でも、その30分が、他の時間を支えてくれることもあります。
同じように悩んでいる方が、自分に合った通い方を見つけられますように。
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