育児ストレスで自分を見失っていた私へ|ピラティスで心を取り戻した3ヶ月の日記
- 6月30日
- 読了時間: 10分
子どもは可愛い。それは本当。でも、なぜか心がいつもパンパンで、ふとした瞬間に涙が出そうになる——そんな時期が、私にもありました。
これは、堺市北区で2歳の子どもを育てている私が、ピラティスと出会って少しずつ自分を取り戻していった、ありのままの記録です。
特別なことは何もしていません。ただ、週に一度だけ「自分のための時間」をつくっただけ。それでも、心の景色は思っていた以上に変わっていきました。同じように頑張っているママに、そっと届いたら嬉しいです。
「なんでこんなにイライラするんだろう」朝が怖かった頃
あの頃の私は、朝起きるのが少し怖かったように思います。
寝かしつけで何度も起こされ、寝た気がしないまま朝が来る。子どもがぐずれば心がざわつき、思い通りにいかないと、つい強い口調になってしまう。
そのあとで「どうしてあんな言い方をしたんだろう」と落ち込む。可愛いはずの我が子に対して、自分の心がささくれ立っていくのが、何よりつらかったのです。
誰にも言えなかった気持ち
「みんな同じように育児してるんだから」。そう思うと、しんどいと口に出すことすら、わがままな気がしていました。
夫にも実家にも、心配をかけたくなくて「大丈夫」と笑ってしまう。本当は全然大丈夫じゃなかったのに。
気づけば、自分が何をしたいのか、何を食べたいのかさえ分からなくなっていました。「私」という人がどんどん薄くなっていくような感覚でした。

ふとした検索が、変わるきっかけだった
ある夜、子どもを寝かしつけたあと、暗い部屋でスマホを握りしめて「ピラティス ストレス」と検索していました。
何かを変えたいというより、ただ救いがほしかったのだと思います。
そこで知ったのが、ストレスと自律神経の関係でした。気が張りつめて休まらないのは、体の緊張モードがずっとオンになっているからかもしれない——その説明に、妙に納得してしまったのです。
「呼吸」という言葉に惹かれた
いくつかの記事を読むなかで、ピラティスは呼吸をとても大切にする運動だと知りました。
ゆっくり息を吐くと、心が落ち着く方向に働く。そんな仕組みがあると書かれていて、「私は最近、ちゃんと息を吐けていただろうか」と、はっとしました。
気づけば、いつも肩に力が入って、浅い呼吸をしていた気がする。だったら、呼吸から整えてみてもいいのかもしれない。そう思えたのが、最初の一歩でした。
勇気を出して、中百舌鳥のスタジオへ
とはいえ、申し込むまでには時間がかかりました。「子どもを置いて自分だけ運動なんて」という罪悪感が、ずっと心に引っかかっていたのです。
それでも、中百舌鳥駅すぐの女性専用スタジオなら、夫が休みの日に少しだけ抜けて通えそうでした。家から近いというのは、想像以上に大きな安心でした。
体験の日、涙が出そうになった
初めてのレッスンで、インストラクターさんに「最近、ちゃんと休めていますか」と聞かれた瞬間、不覚にも涙がにじみました。
誰かに、私自身を気にかけてもらえたのが、いつぶりだったか思い出せなかったのです。
女性専用の空間で、マンツーマンだから、人目を気にしなくていい。「ここでは、私のことだけ考えていいんだ」と思えたことが、何よりのリフレッシュでした。
体のクセや、抱っこで腰がつらいことまで丁寧に聞いてもらい、その日の私に合わせて動きを組み立ててくれました。スパルタなことは一切なくて、ただただ呼吸と体に向き合う時間でした。

1ヶ月目——「呼吸ができる」という発見
最初の頃は、正直、体の変化はよく分かりませんでした。
でも、ひとつだけ確かだったのは、レッスン中だけは頭の中が静かになるということ。「次の動き」「今の呼吸」に集中していると、献立のことも、保育園の準備のことも、一瞬だけ忘れられたのです。
帰り道、なぜか空が少し明るく見えました。たった30分の時間が、こんなに心を軽くするなんて、思ってもみませんでした。
家でも、息を吐けるようになった
レッスンで教わった呼吸は、家でも役に立ちました。
子どもがぐずって、イライラがこみ上げてきたとき。ふっと長く息を吐いてみると、ほんの少しだけ、冷静さが戻ってくる。
完璧にできるわけではありません。でも「呼吸でやり過ごす」という小さな技を持てたことが、お守りのように感じられました。
2ヶ月目——少しずつ、体の声が聞こえてきた
通い始めて2ヶ月が経つ頃には、自分の体の状態に気づけるようになっていました。
「今日は肩がガチガチだな」「昨日眠れなかったから、呼吸が浅いな」。以前なら見過ごしていた小さなサインを、自分でキャッチできるようになったのです。
それは、レッスンのたびにインストラクターさんが「今日はどんな感じですか」と声をかけ、私自身に体と向き合わせてくれたおかげでした。
抱っこで悲鳴を上げていた腰が楽に
毎日の抱っこで、私の腰はいつも重だるく、夕方には立ち上がるのもつらいほどでした。
ピラティスで体の奥の筋肉を使えるようになると、抱っこの姿勢が自然と安定し、腰への負担が減っていくのを感じました。
体が楽になると、不思議と気持ちまで前向きになります。痛みは、思っていた以上に心をすり減らしていたのだと、後になって気づきました。
「ながら」をやめる時間の心地よさ
育児中は、いつも何かをしながら別の何かを考えています。ご飯をつくりながら洗濯の段取りを、子どもと遊びながらメールの返信を。
ピラティスの30分は、そんな「ながら」を手放せる貴重な時間でした。ひとつの動きと呼吸だけに集中する。それだけで、頭の中が驚くほど静かになるのです。
この静けさが、私には何よりのリフレッシュでした。

3ヶ月目——鏡の前で、久しぶりに笑えた
通い始めて3ヶ月。ある朝、洗面所の鏡をのぞいたとき、自分の表情がやわらかくなっていることに気づきました。
眉間のしわが、いつの間にか減っていたのです。
体つきも少しずつ変わってきましたが、それ以上に嬉しかったのは、子どもに向ける笑顔が自然になったこと。心に余白ができると、こんなにも接し方が変わるのかと、自分でも驚きました。
「私」を取り戻すということ
週に一度のピラティスは、私にとって運動以上の意味を持つようになりました。
それは、母でも妻でもない、ただの「私」に戻れる時間。自分を後回しにし続けてきた人が、自分を大切にする練習をする場所でもありました。
罪悪感はもう、ほとんどありません。むしろ、自分を整えるからこそ、家族にも穏やかに向き合える。そう思えるようになったのです。
家族にも、いい変化が広がっていった
私が穏やかになると、家の空気も少しずつ変わっていきました。
笑顔で接する時間が増えると、子どもの機嫌もよくなる。夫も「最近、表情が明るいね」と言ってくれるようになりました。
自分を整えることは、わがままどころか、家族みんなにとってプラスになる——そう実感できたことが、通い続ける何よりの理由になりました。
「自分の時間」に罪悪感を持たなくていい
最初はあれほど抱えていた罪悪感が、いつの間にか消えていました。
母である前に、ひとりの人間として自分を大切にする。その姿は、きっと子どもにも「自分を大事にしていいんだよ」というメッセージとして伝わるはずだと思えるようになったのです。

中百舌鳥だから続けられた——「近い」という安心
正直に言えば、家から遠かったら、私はきっと続けられませんでした。
中百舌鳥駅すぐという立地は、子どもの送り迎えやちょっとした空き時間にも通いやすく、「行けない言い訳」を作らせませんでした。
堺市北区は子育て世帯も多く、同じように頑張るママたちが身近にいる地域です。その中で、自分のための小さな習慣を持てたことは、思った以上に心の支えになっています。
女性専用でマンツーマンだからこそ、誰にも気兼ねなく、自分のペースで通える。その積み重ねが、3ヶ月という時間を支えてくれました。
始める前に私が抱えていた不安と、その答え
今でこそ通うのが当たり前になりましたが、最初は不安だらけでした。当時の私と同じ気持ちの方もいると思うので、正直に書いておきます。
ひとつめは「運動なんて何年もしていない私にできるの」という不安。学生時代を最後に、まともに体を動かした記憶がありませんでした。でも、ピラティスは呼吸と小さな動きから始められて、マンツーマンで一つひとつ教えてもらえたので、置いていかれる心配はありませんでした。
ふたつめは「続けられるか分からないのにお金を払って大丈夫かな」という迷い。これについては、いきなり長く契約せず、まずは体験レッスンで雰囲気を確かめることから始めました。実際に通ってみて「これなら続けられそう」と思えてから、自分のペースを決めればいいのだと気づきました。
みっつめは「人と比べられたら落ち込みそう」という心配。でも女性専用でマンツーマンだから、周りの目を気にする場面がそもそもありませんでした。誰かと競うのではなく、昨日の自分とだけ向き合えばいい。その安心感が、私にはとても合っていました。
完璧じゃなくていい、と思えた日
通ううちに、私はだんだん「完璧な母でいなきゃ」という思い込みから自由になっていきました。
ピラティスの動きも、最初からきれいにできる必要はありません。少しずつできるようになればいい。インストラクターさんはいつも、できたことを一緒に喜んでくれました。
その積み重ねが、「育児だって、完璧じゃなくていいんだ」という気持ちにつながっていったように思います。自分を責める時間が減ると、心はこんなに軽くなるのだと知りました。

育児ストレスと上手に付き合うために、私が大切にしていること
ピラティスを通して学んだのは、ストレスはゼロにはできないけれど、付き合い方は変えられるということでした。
イライラしてしまう日は、今でもあります。でも、そんなとき自分を責めるのではなく、「今、私は疲れているんだな」と気づけるようになりました。気づけるだけで、対処の仕方が変わります。
そして、限界がくる前に、自分を休ませる。週に一度のレッスンは、私にとってその「休ませる合図」のような存在になりました。
完璧な親でいようと気を張り続けるより、ときどき肩の力を抜いて深呼吸する。そんな小さな習慣が、めぐりめぐって子どもへの笑顔につながっていく。ピラティスは、私にそのことを思い出させてくれる時間になっています。
そしてもうひとつ。頑張っている自分を、たまには「よくやっているね」と認めてあげること。誰かに褒めてもらえなくても、自分で自分を労わる。その練習も、レッスンの静かな時間が教えてくれたことのひとつです。
同じように頑張っているママへ伝えたいこと
もしあなたが今、かつての私のように心をすり減らしているなら、伝えたいことがあります。
しんどいと感じるのは、あなたが弱いからではありません。それだけ毎日、全力で誰かを大切にしてきた証です。
自分のための時間を持つことは、わがままではなく、必要なケアです。週に一度でいい、たった30分でいい。呼吸を整え、自分の体に意識を向ける時間が、思いのほか心をほどいてくれます。
もちろん、気持ちのつらさが長く続くときは、無理をせず、地域の相談窓口や医療機関など専門家を頼ることも大切です。ピラティスは、そんな日々のなかのささやかなセルフケアのひとつとして寄り添ってくれます。
まとめ
育児中のイライラや涙の背景には、心がずっと緊張モードのまま、休むスイッチを見失っている状態があるのかもしれません。
私の場合、ピラティスで呼吸を整え、自分の体に向き合う時間を持つことが、その緊張をそっとほどいてくれました。劇的な変化ではなく、少しずつ、確実に。鏡の前で笑える自分が戻ってきたのです。
頑張りすぎているママほど、自分を労わる時間を後回しにしてしまいます。だからこそ、ほんの少しだけ、自分のために立ち止まってみてほしいのです。
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