在宅ワークの肩首腰がつらいママへ|ピラティスでデスクワークの不調が変わった私の3ヶ月日記
- 6月27日
- 読了時間: 10分
「肩が痛い、首が回らない、腰も重い……でも、誰にも言えない」。
そんなふうに、自分の体の不調を後回しにしていませんか。子どもの世話と在宅の仕事に追われる毎日の中で、自分のケアだけはいつも一番最後。これは、堺市北区で在宅ワークをしながら2歳の子を育てる、ある30代ママの3ヶ月の記録です。
デスクワークの不調にどう向き合い、何が変わっていったのか。同じようにつらさを抱えるあなたに、そっと寄り添えたら嬉しいです。
「いつものこと」だと思っていた、あの頃の私
朝、子どもを送り出して、ダイニングのテーブルでノートパソコンを開く。それが私の仕事場でした。
気づけば何時間も同じ姿勢。お昼ごはんもパソコンの前でかきこんで、夕方には肩がガチガチ、首は石みたいに固くなっていました。
「在宅って楽でいいね」なんて言われるけれど、通勤がないぶん、本当に一歩も歩かない日もある。体がなまっていく感覚を、見て見ぬふりしていたんです。
子どもを抱っこするのもつらくなって
ある日、子どもが「抱っこ」とせがんできたとき、腰にズキッと痛みが走りました。
たった13kgの我が子を抱き上げるのが、こんなにつらいなんて。そのとき初めて、「これはまずいかもしれない」と思ったんです。
不調はもう「いつものこと」ではなく、大切な時間を奪うものになっていました。
鏡に映った自分の姿勢にショックを受けた日
洗面所の鏡に、ふと横向きの自分が映りました。背中は丸まり、首だけが前に突き出ている。
「これ、誰……?」。まるで疲れたおばあちゃんみたいな姿勢に、しばらく言葉が出ませんでした。
その夜、スマホで「在宅ワーク 肩首腰 つらい」と検索したのが、すべての始まりでした。

なぜ在宅ワークだと不調が出やすいの?と考えてみた
調べていくうちに、私の不調には理由があるんだと少しずつ分かってきました。専門的なことは難しいけれど、自分なりに腑に落ちた話を書いておきます。
座りっぱなしだと、体を支える筋肉がどんどんサボってしまうそうです。使われない筋肉は弱り、代わりに肩や首ばかりが頑張って、悲鳴をあげていたんですね。
しかも在宅だと、オフィスのような立派な椅子もなく、ついソファやダイニングで猫背に。環境そのものが、不調を作りやすかったんだと納得しました。
「自分だけがダメなのかな」と落ち込んでいた
正直、その頃の私は「体力がないのは自分のせい」「だらしないからだ」と、自分を責めてばかりいました。
でも、原因は私の根性じゃなくて、座りすぎという環境だった。そう知れただけで、少し心が軽くなったのを覚えています。
責めるのをやめて、「じゃあどうしようか」と前を向けたのが、最初の小さな一歩でした。
ピラティスを選んだ理由——ママでも続けられそうだったから
ジムも考えました。でも、ハードな運動は絶対に続かない自信があったんです(笑)。
そんなとき目に留まったのが、ピラティスでした。激しく追い込むのではなく、体を整えていく運動だと知って、「これなら私にもできるかも」と思えたんです。
何より、中百舌鳥駅のすぐ近くに女性専用のスタジオがあったこと。子どもを預けたあと、サッと寄れる距離だったのが決め手でした。
マンツーマンだから人目が気にならなかった
グループレッスンだと、運動オンチがバレるのが怖くて足がすくんでいました。でもファーストピラティスは完全マンツーマン。
周りの目を気にせず、自分のペースで体と向き合える。これが、私みたいな初心者にはありがたかったです。

初回カウンセリングで、涙が出そうになった話
体験の日、インストラクターさんがまず聞いてくれたのは、私の生活のことでした。
「お子さん、おいくつですか」「一日どれくらい座っていますか」「昔、腰を痛めたことは?」。一つひとつ丁寧に。
自分の体のことを、こんなに親身に聞いてもらったのは久しぶりで、不覚にも涙が出そうになりました。誰かに体のしんどさを分かってもらえる。それだけで救われた気持ちになったんです。
マシンの上で「呼吸」を教わった
リフォーマーという、バネのついたマシンの上で、まず教わったのは呼吸でした。
「肋骨を横に広げるように、ゆっくり吸って」。たったそれだけのことなのに、固まっていた背中がふわっとゆるむ感覚があって。
運動というより、自分の体をいたわる時間。そんな印象から、私のピラティス生活は始まりました。
1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月——少しずつ変わっていった体
ここからは、通い始めてからの変化を、日記みたいに振り返ってみます。
劇的なビフォーアフターではありません。でも、毎日を生きる私にとっては、確かな変化でした。
1ヶ月目:朝の目覚めが少し軽くなった
最初の1ヶ月は、正直、見た目は何も変わりませんでした。でも、朝起きたときの首の重さが、ほんの少しマシになった気がしたんです。
「気のせいかな」と思いつつ、その小さな変化が嬉しくて、通うのが楽しみになっていきました。
2ヶ月目:抱っこのときの腰の痛みが減った
2ヶ月目に入った頃、子どもを抱き上げてもズキッとこない日が増えてきました。
体幹(お腹まわりの奥の筋肉)が少し目覚めてきたのかも、とインストラクターさんが教えてくれました。お腹で支える感覚が、抱っこを楽にしてくれたんです。
3ヶ月目:鏡の中の姿勢が変わっていた
そして3ヶ月目。あの洗面所の鏡に映った自分を見て、今度は違う意味で驚きました。
背筋がすっと伸びている。前に出ていた首が、少し戻っている。「あ、私、変われたんだ」。そう思えた瞬間でした。
肩こりがゼロになったわけではありません。でも、夕方のつらさと上手につき合えるようになった。それが、何よりの変化でした。

同じようにつらいママへ、伝えたいこと
もしあなたが今、在宅ワークの肩や首や腰のつらさを「仕方ない」と諦めかけているなら、伝えたいことがあります。
それは、あなたのせいじゃない、ということ。そして、ほんの少し体を整える時間を持つだけで、毎日はちゃんと変わっていく、ということです。
完璧を目指さなくていいんです。週に一度、自分のためだけの30分。それが、巡り巡って、子どもと笑顔で過ごせる時間につながっていくのだと、私は思っています。
家族が気づいてくれた、小さな変化
体の変化って、案外、自分よりも周りが先に気づいてくれるものなんですね。私の場合もそうでした。
通い始めて2ヶ月を過ぎたある日のこと。何気ない家族の一言が、私の背中を押してくれました。
「ママ、最近きげんいいね」
ある夕方、子どもがぽつりと言ったんです。「ママ、最近わらってるね」って。
ハッとしました。肩や腰がつらかった頃の私は、きっと、いつも眉間にしわを寄せていたんだと思います。体が軽くなると、心まで軽くなる。それを、子どもの一言で気づかされました。
不調が減ると、子どもに優しくできる余裕が生まれる。これは私にとって、何より大きな変化でした。
夫が言った「姿勢、変わったね」の一言
週末、洗い物をしている私の後ろ姿を見て、夫が「なんか姿勢よくなった?」と。
自分では必死だっただけなのに、ちゃんと見てくれている人がいた。そして変化は、見える形で表れていた。じわっと嬉しくなって、「実はね」と、こっそり頑張っていたことを打ち明けました。

くじけそうになった日もありました
正直に書くと、順調なことばかりではありませんでした。途中、何度かくじけそうになった日もあります。
子どもが熱を出してレッスンをキャンセルした週は、「もう今月は無理かも」と落ち込みました。家のことで頭がいっぱいで、自分のケアどころじゃない、と。
「休んでもいいですよ」の一言に救われた
そんなとき、インストラクターさんが言ってくれたんです。「無理しなくていいですよ。お子さん優先で大丈夫。また来られるときに来てください」って。
頑張らなきゃ、続けなきゃ、と気負っていた私の肩から、すっと力が抜けました。完璧じゃなくていい。そう思えたから、また通えたんだと思います。
自分を責めないことが、続けるコツだった
一度休むと「もうダメだ」と全部投げ出してしまうのが、私の昔からの悪いクセでした。でも、休んでもまた戻ればいい。
その緩さを自分に許せたことが、結果的に長く続ける一番の秘訣になりました。気負わないって、思っていた以上に大事なことだったんです。
体だけじゃなく、気持ちまで前向きになった
ピラティスを続けて気づいたのは、変わったのは体だけじゃなかった、ということです。
姿勢が伸びると、なぜか気持ちまで上を向く。胸を開いて深く呼吸できるようになると、考え方まで少し前向きになる。体と心は、こんなにもつながっているんだと実感しました。
鏡の前に立つのが、こわくなくなった
以前は、鏡に映る自分を見るのが嫌でした。疲れた顔、丸まった背中。見るたびにため息が出ていました。
でも今は、鏡の前に立つのがこわくありません。完璧な体型になったわけじゃない。それでも、自分の体を「大切にしている」という実感が、静かな自信になっているんだと思います。
「自分を後回しにしない」と決められた
ママになってから、ずっと自分のことを後回しにしてきました。でも、自分が元気で笑顔でいることが、結局は家族のためにもなる。
週に一度の30分が、私にそう教えてくれました。今では、自分をいたわる時間を持つことに、罪悪感はありません。これは、私にとって大きな心の変化でした。

レッスンのない日も、暮らしが少し変わった
スタジオに通うのは週に一度。でも、その一度が、通わない日の過ごし方まで少しずつ変えてくれました。
仕事の合間に立ち上がるクセがついた
レッスンで「座りっぱなしが一番よくない」と教わってから、仕事の合間にこまめに立ち上がるようになりました。
教わった呼吸を思い出して、肩を回すだけ。たったそれだけでも、夕方のガチガチ感がだいぶ違うんです。小さな習慣が、一日の終わりを変えてくれました。
子どもと床で遊ぶのが楽になった
以前は、子どもと床に座って遊ぶのも腰がつらくて、すぐ「ママ疲れた」と言っていました。
でも体幹が安定してきたからか、床での時間が苦じゃなくなったんです。一緒にハイハイ競争をして笑える。そんな何気ない時間が、何より幸せだなと感じています。
夜、ぐっすり眠れるようになった
体を動かす習慣ができてから、夜の寝つきも良くなった気がします。日中に少しでも体を使うと、夜の眠りが深くなる。
睡眠が変わると、翌朝の機嫌が違う。それがまた、家族みんなの笑顔につながっていく。いいことの連鎖が、静かに回り始めた感覚でした。眠れなかった頃の自分には、想像もできなかった嬉しい変化です。心も体も、少しずつ満たされていきました。
買い物帰りの荷物が、軽く感じた
スーパーの帰り道、両手に提げた重い買い物袋。以前は腕も腰も悲鳴をあげていたのに、ある日ふと「あれ、今日は平気かも」と思えたんです。
体の使い方が変わると、日常のなんでもない動作まで、こんなに楽になるんだと、嬉しい驚きでした。
まとめ
在宅ワークによるデスクワークの不調は、座りすぎという環境が大きな原因で、決して「自分がだらしないから」ではありません。肩・首・腰のつらさは、体を支える筋肉がサボってしまうことで連鎖して起こります。
私の場合、ピラティスで呼吸と体幹を少しずつ整えていったことで、3ヶ月かけて朝の目覚め、抱っこの腰の痛み、そして姿勢が変わっていきました。劇的ではなくても、毎日を生きる私には十分すぎる変化でした。
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