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ピラティスの呼吸のやり方を科学で解説|胸式呼吸の原理と初心者の練習法【池田店】

  • 6 日前
  • 読了時間: 10分

「ピラティスは呼吸が大切」とよく聞くけれど、実際にどう呼吸すればいいのか分からない。そんな声を、池田店のカウンセリングでも本当によく耳にします。


呼吸はピラティスの土台です。ここが曖昧なままだと、せっかくのエクササイズも効果が半減してしまうことがあります。


この記事では、ピラティスの呼吸のやり方を「なぜそうするのか」という運動科学の視点から丁寧に解きほぐしていきます。仕組みを理解すれば、練習はぐっと再現しやすくなります。



ピラティスの呼吸が「胸式」である理由


ピラティスで基本とされるのは「胸式呼吸」、より正確には「胸式ラテラル呼吸(側方呼吸)」と呼ばれる方法です。息を吸うときに肋骨を横と後ろに広げ、吐くときにその肋骨を締めていきます。


なぜ、お腹をふくらませる「腹式呼吸」ではないのでしょうか。理由は、ピラティスが動いている間もずっと体幹を安定させたいからだと考えられています。



腹式呼吸との根本的な違い

腹式呼吸では、息を吸うときにお腹がふくらみ、お腹まわりの力が抜けやすくなります。リラックスや睡眠には向いていますが、動作中に体幹を支える目的には少し不利になる場面があります。


一方の胸式呼吸は、お腹を薄く保ったまま肋骨だけを動かします。これにより、お腹の深い筋肉を働かせ続けながら呼吸ができるのです。



「肋骨で呼吸する」という感覚

胸式呼吸のポイントは、肋骨をひとつの「かご」としてイメージすることです。息を吸うとかごが左右と背中側に広がり、吐くとしぼんでいきます。


最初は胸の前だけがふくらむ人が多いのですが、意識したいのは背中側と脇腹です。ここが動くようになると、呼吸の質が一段変わってきます。




呼吸に関わる筋肉のメカニズム


呼吸は、単に空気を出し入れするだけの動きではありません。いくつもの筋肉が連動して起こる、精密な運動です。


主役となるのが「横隔膜」という、肺の下にあるドーム状の筋肉です。息を吸うと横隔膜が下がり、吐くと元のドーム状に戻ります。



横隔膜とインナーマッスルの連携

横隔膜は、体幹の深部を支える「インナーユニット」の一員だと言われています。ドームの上ぶたが横隔膜、底が骨盤底筋、壁が腹横筋という、いわば天然のコルセットです。


呼吸で横隔膜が動くと、この天然コルセット全体の圧力が変化します。正しい呼吸は、体幹の安定装置を内側から働かせるスイッチのような役割を持つと考えられています。



「吐く」ときに深部が働く

胸式呼吸で特に大切なのが、吐く動作です。息をゆっくり吐き切るとき、お腹の深い筋肉である腹横筋が自然に働きやすくなります。


つまり、しっかり吐くことがインナーマッスルを目覚めさせる近道になるのです。吸うことよりも、吐くことに意識を向けてみてください。




初心者がつまずきやすい3つのポイント


池田店で運動経験の少ない方を見ていると、呼吸でつまずくパターンにはいくつかの共通点があります。仕組みを知っておくと、事前に回避しやすくなります。



肩に力が入ってしまう

一番多いのが、息を吸うときに肩がすくんでしまうケースです。肩を上げても肺はあまり広がらず、首まわりの筋肉が疲れるだけになりがちです。


肋骨を横に広げる意識に切り替えると、肩は自然と下がります。鏡の前で肩の位置を確認しながら練習すると分かりやすいでしょう。



息を止めてしまう

エクササイズの動きに集中すると、つい呼吸を止めてしまう人も少なくありません。息を止めると体が固まり、力みにつながります。


動きと呼吸をセットで覚えることが大切です。最初はゆっくりで構わないので、「動きながら吐く」を丁寧に繰り返していきましょう。



お腹がふくらんでしまう

胸式のつもりが腹式になってしまうパターンです。お腹に手を当て、吸うときにお腹が大きく動かないかを確認してみてください。


薄いお腹をキープしたまま肋骨だけを動かす。この感覚は、慣れるまで少し時間がかかりますが、練習で必ず身についていきます。



自宅でできる胸式呼吸の練習ステップ


呼吸の練習は、特別な道具がなくても自宅で始められます。段階を踏んで身体に覚えさせていきましょう。



ステップ1:仰向けで肋骨を感じる

仰向けになり、両手を肋骨の下のほうに軽く添えます。鼻から息を吸い、手のひらを押し返すように肋骨を横に広げます。


このとき、お腹はできるだけ動かさないように意識します。手のひらに伝わる肋骨の広がりを、じっくり感じ取ってみてください。



ステップ2:吐く息を長くする

吸う時間よりも吐く時間を長くとります。たとえば4秒で吸い、6秒から8秒かけて口から細く吐いていきます。


吐き切るときに、肋骨がしぼんでお腹の奥が締まる感覚があれば理想的です。これを1日5回ほど繰り返すだけでも、身体は少しずつ変わっていきます。



ステップ3:座位・立位へ広げる

仰向けで感覚がつかめたら、椅子に座った姿勢や立った姿勢でも同じ呼吸を試します。姿勢が変わっても肋骨を動かせるようになれば、日常生活にも応用できます。


デスクワークの合間や信号待ちの時間など、ちょっとした瞬間に取り入れてみると習慣化しやすくなります。




マシンピラティスなら呼吸が身につきやすい理由


自宅練習も有効ですが、正しい呼吸を効率よく身につけたい方には、専用マシン「リフォーマー」を使ったピラティスが向いていると考えられています。


リフォーマーはバネの抵抗を使って動きをサポートするマシンです。適度な負荷が加わることで、どの筋肉が働いているのかを感じ取りやすくなります。



抵抗が「呼吸の答え合わせ」になる

バネの負荷があると、息を吐きながら体幹を安定させる感覚がつかみやすくなります。呼吸と動きが噛み合ったときと、そうでないときの違いが、身体でわかるのです。


これは、自分の感覚だけに頼る練習では得にくいメリットです。マシンが客観的なフィードバックを返してくれる、と考えると分かりやすいかもしれません。



マンツーマンで細部を修正できる

池田店はマンツーマンの完全パーソナル指導です。肩に力が入っていないか、肋骨が動いているかといった細かな点を、その場で修正できます。


全インストラクターがNSCA-CPTやPBJ認定などの資格を持っているため、呼吸の指導も解剖学的な根拠にもとづいて行います。独学では気づきにくいクセを、客観的に見てもらえる環境です。




呼吸が変わると身体はどう変わるのか


正しい呼吸が身につくと、その効果はエクササイズの精度だけにとどまらないと言われています。


体幹の深部が働きやすくなることで、姿勢の安定にもつながります。長時間のデスクワークで崩れがちな姿勢を、内側から支える助けになると考えられています。



日常の質にも影響する

深くゆっくりした呼吸は、自律神経のバランスを整えるサポートになるという指摘もあります。緊張しやすい方や、眠りが浅いと感じる方にとって、呼吸を意識する時間は心地よいリセットになるかもしれません。


もちろん、呼吸だけですべての不調が解決するわけではありません。それでも、毎日必ず行う呼吸を味方につけることには、大きな価値があると言えるでしょう。



焦らず積み重ねることが大切

呼吸の習得は、一夜にして完成するものではありません。少しずつ感覚を育てていく、というスタンスが結果的に近道になります。


「今日は肋骨の動きが感じられた」という小さな変化を喜びながら、無理なく続けていきましょう。



呼吸とエクササイズを連動させるタイミング


呼吸単体が身についたら、次はエクササイズの動きと連動させる段階に進みます。ここで大切なのが、「いつ吸って、いつ吐くか」というタイミングです。


ピラティスでは一般に、身体を大きく動かす瞬間、つまり力を発揮する局面で息を吐くとされています。吐く動作でインナーマッスルが働きやすくなるため、動きの安定につながると考えられているからです。



「吐きながら動く」の原則

たとえば、背中を丸めてお腹を縮める動きでは、息を吐きながら行います。吐く息とともに体幹が締まり、動作をコントロールしやすくなります。


逆に、身体を伸ばして準備する局面では息を吸います。この吸う・吐くのリズムを動きに重ねることが、ピラティスの質を左右する重要なポイントです。



数えながら行うと安定する

慣れないうちは、心の中で秒数を数えながら動くと呼吸のリズムが乱れにくくなります。「吸って2、3、吐いて2、3、4」と一定のテンポを保つイメージです。


一定のリズムは、動作のスピードコントロールにも役立ちます。速すぎず遅すぎず、呼吸に合わせた滑らかな動きを目指しましょう。



ピラティスの呼吸に関するよくある疑問


池田店のカウンセリングでいただく質問のなかから、特に多いものにお答えします。仕組みを知ると、練習中の迷いが減ります。



鼻から吸って口から吐くのが正解?

ピラティスでは、鼻から吸って口から吐く方法が一般的とされています。ただし、これは絶対的なルールではありません。


大切なのは呼吸のリズムと肋骨の動きです。鼻呼吸にこだわりすぎて動きがぎこちなくなるより、まずは楽に続けられる方法から始めるのがよいでしょう。



呼吸が苦しくなったらどうする?

慣れないうちは、意識しすぎて息苦しく感じることがあります。そんなときは一度、呼吸のことを忘れて自然に呼吸してかまいません。


苦しさをがまんして続けると、かえって力みにつながります。落ち着いてから、また肋骨の動きに意識を戻していきましょう。無理をしないことが上達の条件です。



毎日練習しないと効果はない?

毎日できれば理想ですが、大切なのは頻度よりも質と継続です。週に数回でも、丁寧に肋骨の動きを感じる練習を積み重ねれば、身体は少しずつ応えてくれます。


生活リズムに合わせて、無理なく続けられるペースを見つけることが、結果的に長く続ける秘訣です。



呼吸を支える「良い姿勢」との関係


正しい呼吸を身につけるうえで、実は姿勢も大きく関わってきます。背中が丸まった状態では、肋骨がうまく広がらず、胸式呼吸がしづらくなるからです。


猫背の姿勢では肺の入る胸のスペースが狭くなり、呼吸が浅くなりがちだと言われています。呼吸と姿勢は、切り離せない関係にあるのです。



座り姿勢が呼吸を浅くする

長時間のデスクワークで骨盤が後ろに倒れると、背中が丸まり、肋骨の動きが制限されます。気づかないうちに呼吸が浅くなっている方は少なくありません。


まずは坐骨で椅子に座り、背骨を軽く引き上げるイメージを持つだけでも、肋骨は動かしやすくなります。呼吸のしやすい土台を、姿勢からつくっていきましょう。



ピラティスは姿勢と呼吸を同時に整える

ピラティスの魅力は、呼吸と姿勢を切り離さず、セットで整えていける点にあります。エクササイズで背骨まわりを動かしながら呼吸を重ねることで、両方が少しずつ噛み合っていきます。


池田店では、あなたの姿勢のクセを見極めたうえで、呼吸のしやすい身体づくりを一緒に進めていきます。遠回りに見えて、これが呼吸習得の確かな近道になります。



まとめ


ピラティスの呼吸は「胸式ラテラル呼吸」が基本で、肋骨を横と後ろに広げ、しっかり吐くことがポイントでした。


吐く息とともに横隔膜や腹横筋といったインナーマッスルが働き、体幹を内側から安定させる。この仕組みを理解しておくと、練習の再現性が高まります。


肩の力み、息の止まり、お腹のふくらみという3つのつまずきに気をつけながら、仰向けから座位・立位へと段階的に練習していくのがおすすめです。


とはいえ、呼吸のクセは自分ではなかなか気づけないもの。専用マシンとプロの目があれば、習得のスピードは大きく変わります。


ファーストピラティス池田店は、阪急池田駅から徒歩5分の女性専用スタジオです。全インストラクターが有資格者で、あなたの身体のクセや生活習慣を丁寧にカウンセリングした上で、呼吸から一つひとつ組み立てていきます。忙しい方でも通いやすい30分コースもご用意しています。


「正しい呼吸を、根拠から理解して身につけたい」という方は、まずは体験レッスンでその感覚をお確かめください。


【ファーストピラティス池田店】


住所:〒563-0054 大阪府池田市大和町5-5(阪急池田駅より徒歩5分)


TEL:080-2000-3003


営業時間:9:00〜21:00/女性専用・完全予約制


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