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ピラティスで生理痛・PMSは和らぐ?骨盤底筋と血流から読み解く女性のための運動生理学

  • 6月20日
  • 読了時間: 10分

毎月やってくる生理痛やPMS(月経前症候群)。鎮痛剤でやり過ごす日々に、「これが当たり前なのだろうか」と感じている方は少なくありません。


特に40代に入ると、ホルモンバランスの変化とともに症状の出方が変わってきたと実感する方も多いのではないでしょうか。


この記事では、ピラティスが生理痛やPMSにどう関わるのかを、骨盤底筋・血流・自律神経という3つの観点から、女性の体の仕組みに沿って整理していきます。「なんとなく良さそう」ではなく、メカニズムから理解したい方に向けた内容です。



生理痛・PMSはなぜ起こるのか:まずは体の仕組みから


生理痛とPMSは、似ているようで発生のメカニズムが異なります。


生理痛(月経困難症)の主な原因は、子宮内膜から分泌される「プロスタグランジン」という物質です。これは子宮を収縮させて経血を排出する働きを持ちますが、過剰に分泌されると収縮が強くなりすぎ、下腹部の痛みや腰の重だるさを引き起こすと考えられています。


一方PMSは、排卵後から月経前にかけてのホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の急激な変動が関係しているとされ、むくみ、頭痛、イライラ、気分の落ち込みなど、心身の両面に症状が現れます。


ここで注目したいのが、どちらの症状にも「血流」と「自律神経」が深く関わっているという点です。骨盤内の血流が滞ると、痛みを引き起こす物質が局所にとどまりやすくなります。


つまり、月経トラブルを根本から考えるなら、ホルモンそのものを変えることは難しくても、血流と神経のコンディションは生活習慣や運動で整えられる余地があるということです。




骨盤底筋とは何か:女性の体を支える「ハンモック」


ピラティスと月経の話をするうえで、避けて通れないのが「骨盤底筋(こつばんていきん)」です。


骨盤底筋とは、骨盤の底でハンモックのように内臓を支えている筋肉群のこと。子宮、膀胱、直腸といった臓器を下から支え、排泄のコントロールや姿勢の安定に関わっています。


この筋肉は、出産や加齢、長時間の座り姿勢などで弱くなりやすいことが知られています。デスクワーク中心の生活を送る40代女性にとっては、知らないうちに衰えやすい部位だと言えるでしょう。


骨盤底筋が硬くこわばったり、逆に緩んで機能が低下したりすると、骨盤内の血流やリンパの巡りにも影響が及ぶと考えられています。骨盤の奥にある筋肉だからこそ、自分では意識しづらく、ケアが後回しになりがちな場所です。


ピラティスでは、この骨盤底筋を呼吸と連動させながら、優しく目覚めさせていくアプローチをとります。鍛えるというより「正しく使えるようにする」という発想に近いものです。




「血流」というキーワード:温めるだけでは足りない理由


生理痛対策として「お腹を温める」ことはよく知られています。温めることで血管が広がり、血流が促されるためです。


ただ、外から温めるだけでは一時的な対処にとどまりやすいという側面があります。血流を安定して巡らせるには、筋肉のポンプ作用そのものを高めていくことが鍵になります。


筋肉は収縮と弛緩を繰り返すことで、まるでポンプのように血液を全身に送り出しています。特に骨盤まわりや太もも、ふくらはぎといった下半身の筋肉は、重力に逆らって血液を心臓へ戻す重要な役割を担っています。


座りっぱなしの時間が長いと、この下半身のポンプ機能が働きにくくなり、骨盤内に血液がうっ滞しやすくなります。これが、冷えやむくみ、そして月経トラブルの背景にあると指摘されることがあります。


ピラティスは、深い呼吸とともに体幹や下半身の深層筋を動かしていく運動です。激しく汗をかくタイプの運動ではありませんが、内側の筋肉に働きかけることで、巡りの土台を整えていくことが期待できます。




呼吸と自律神経:PMSのメンタル症状にアプローチする


PMSのつらさは、体の症状だけではありません。イライラ、不安、涙もろさといった心の揺れに悩む方も多くいらっしゃいます。


ここで関わってくるのが自律神経です。自律神経には、活動モードの「交感神経」と、休息モードの「副交感神経」があり、両者がバランスを取りながら体を調整しています。


ストレスが続いたり、忙しい毎日で気が張り詰めたりすると、交感神経が優位な状態が続きやすくなります。これがホルモンバランスの乱れと重なると、PMSのメンタル症状が強く出やすいと考えられています。


ピラティスで重視される「胸式呼吸」は、肋骨を大きく広げながら深く呼吸する方法です。ゆっくりと長く息を吐く動作は、副交感神経を優位に導き、心身を落ち着かせる方向に働くとされています。


体を動かしながら呼吸に意識を向ける時間は、頭の中の忙しさからいったん離れる機会にもなります。月経前の不安定な時期に、こうした「整える時間」を持つことには意味があるかもしれません。




なぜマシンピラティスなのか:リフォーマーが骨盤を導く


ピラティスにはマットの上で行うものと、専用マシンを使うものがあります。ファーストピラティスで使用する「リフォーマー」は、バネの抵抗を利用して動きをサポートするマシンです。


骨盤底筋や体幹の深層筋は、自分の感覚だけで正確に動かすのが難しい部位です。リフォーマーを使うと、バネの抵抗とガイドによって、狙った筋肉に意識を集中させやすくなります。


たとえば、骨盤を安定させたまま脚を動かす、といった繊細なコントロールも、マシンのサポートがあることで取り組みやすくなります。運動経験が少ない方や、体の使い方に自信がない方ほど、その恩恵を感じやすいと言えるでしょう。


池田店ではすべてマンツーマンのパーソナルレッスンで行うため、その日の体調や月経周期に合わせて負荷や内容を調整します。生理中で無理をしたくない日には、巡りを促す穏やかな内容に切り替えることもできます。


「自分の体に合わせてもらえる」という環境は、月経トラブルと向き合ううえで安心材料になるはずです。




月経周期に合わせた運動という考え方


女性の体は、約1ヶ月の周期でホルモンの状態が変化しています。この周期を理解して運動を組み立てるという発想は、近年注目されているテーマです。


月経が終わってから排卵までの時期(卵胞期)は、エストロゲンの分泌が高まり、心身ともに比較的活動的になりやすい時期とされています。新しい動きに挑戦したり、しっかり体を動かしたりするのに向いていると言われます。


一方、排卵後から月経前の時期(黄体期)は、むくみやだるさが出やすく、無理をすると疲れがたまりやすい時期です。この時期は、ストレッチ要素の強い穏やかな運動で巡りを整えるのが合理的だと考えられています。


そして月経中は、体を締め付けず、リラックスを優先する。こうした周期に沿った運動の調整は、自己流ではなかなか難しいものです。


パーソナルレッスンであれば、周期や体調を共有しながら、その日にふさわしい内容を一緒に選んでいくことができます。「頑張る日」と「ゆるめる日」を意識的に使い分けることが、長く続けるコツでもあります。



池田・阪急沿線で働く女性に伝えたいこと


仕事と家庭を両立しながら、自分の体のことは後回しになりがち。池田や阪急沿線で暮らす40代の女性から、そんな声を耳にすることがあります。


毎月の生理痛やPMSを「仕方のないもの」と受け入れてしまう前に、体の巡りや筋肉のコンディションという、自分で手を入れられる部分に目を向けてみる価値はあるのではないでしょうか。


ピラティスは、激しい運動が苦手な方や、体力に自信がない方でも始めやすい運動です。リフォーマーのサポートを使いながら、ご自身のペースで深層筋を整えていくことができます。


もちろん、ピラティスは医療行為ではなく、症状が重い場合は婦人科の受診が第一であることは言うまでもありません。そのうえで、日々のコンディションづくりの選択肢として、運動を取り入れるという考え方です。


体を整える習慣は、月経トラブルだけでなく、姿勢や肩こり、これから先の更年期の過ごし方にもつながっていきます。40代の今だからこそ、未来の自分への投資として始める意味があります。


実際に、デスクワーク中心の生活を送る40代の女性が、ピラティスを続けるうちに「以前より生理前の落ち込みが軽くなった気がする」と話されるケースは少なくありません。もちろん感じ方には個人差がありますが、体の土台が整うことで、毎月の波の振れ幅が穏やかになっていくことは十分に考えられます。


大切なのは、一度のレッスンで劇的に変えようとするのではなく、数ヶ月単位で体のコンディションを底上げしていくという視点です。月経周期は約1ヶ月単位で巡るからこそ、何周期かを通して体の変化を観察していくことが、無理のない向き合い方になります。



生理中にピラティスをしてもいいの?よくある疑問に答える


「生理中に運動して大丈夫なの?」という質問は、とてもよくいただきます。


結論から言えば、体調が落ち着いていれば、無理のない範囲で体を動かすことはむしろ巡りの助けになると考えられています。軽い運動は血流を促し、骨盤内のうっ滞をやわらげる方向に働くためです。


ただし、これはあくまで「体調が許せば」という前提です。経血量が多い日や、痛みが強い日、立ちくらみがあるような日は、休むことが最優先です。我慢して動くことは、女性の体にとってプラスにはなりません。


池田店ではマンツーマンだからこそ、その日の状態を共有しながら、内容を柔軟に変えられます。「今日は生理2日目でしんどい」と伝えていただければ、激しい動きは避け、呼吸とゆるやかなストレッチ中心の内容に切り替えます。


体を動かす日と、しっかり休む日。その見極めを一緒に考えられることが、パーソナルレッスンの価値だと考えています。



ピラティスと有酸素運動・筋トレはどう違う?

ピラティスは、ランニングのように心拍数を上げ続ける有酸素運動とも、重い負荷で筋肉を太くする筋トレとも異なります。


体の奥にある「インナーマッスル」と呼ばれる深層筋に、呼吸とともにアプローチするのが特徴です。表面の大きな筋肉を鍛えるというより、姿勢や内臓を支える土台の筋肉を「正しく使えるように整える」運動だと言えます。


そのため、女性らしいしなやかな体づくりや、体の不調へのアプローチに向いていると言われています。月経トラブルのように、巡りや自律神経が関わる悩みと相性が良いのも、この特性によるものです。



ピラティスを続けるために:環境という視点


どんなに良い運動でも、続かなければ効果は積み上がりません。継続のためには「環境設計」が重要だと考えています。


ファーストピラティスは女性専用のスタジオです。人目を気にせず、自分の体と向き合うことに集中できる空間を整えています。


また、池田店は阪急池田駅から徒歩5分という通いやすい立地にあります。仕事帰りや買い物のついでなど、生活の動線に組み込みやすいことは、継続のうえで大きな助けになります。


インストラクターは全員が有資格者です。NSCA-CPTやPBJ認定などの資格を持つスタッフが、体のクセや生活習慣、過去のお怪我までうかがったうえで、一人ひとりに合ったプランをご提案します。


スパルタ式に追い込むような指導はありません。リラックスした雰囲気の中で、無理なく自分のペースを保てることも、長く通っていただくための大切な要素だと考えています。



まとめ:月経トラブルと、これからの体との付き合い方


生理痛やPMSは、ホルモン・血流・自律神経という複数の要素が絡み合って起こります。ホルモンそのものをコントロールするのは難しくても、血流や筋肉のコンディション、自律神経のバランスは、運動を通じて整えていく余地があります。


ピラティスは、骨盤底筋や体幹の深層筋に呼吸とともに働きかけ、巡りと神経のバランスを土台から整えていく運動です。即効性をうたうものではありませんが、毎月の不調と長く付き合っていくうえで、頼れる選択肢のひとつになり得ます。


「鎮痛剤でやり過ごす」以外の道を探したい。そう感じている方は、まず自分の体の状態を知ることから始めてみませんか。


ファーストピラティス池田店では、あなたの体の状態や月経周期に合わせたオーダーメイドのパーソナルレッスンをご提供しています。女性専用・完全マンツーマンの安心の環境で、まずはお気軽に体験レッスンにお越しください。初心者の方も安心の30分コースからスタートできます。


阪急池田駅徒歩5分/〒563-0054 大阪府池田市大和町5-5/TEL 080-2000-3003/女性専用/営業9:00〜21:00


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